初めての入間川サイクリングロード

9月中旬まで猛暑が続き、その後は台風でずっと雨。今週になってようやく青空が広がったら、季節はすっかり秋になっていた。冷え込みも強くなってきて、あーもうそんな季節か、やだなと思い始めたと同時に、多摩地区からこの地に戻ってきてから1年になろうとしていることに今さらながら時の流れの速さを感じる。
数日前に自転車を水洗いし、昨日、油を差しておいた。これでいつでもライドに行けると準備ができた今日、起きるといい陽気だったので入間川自転車道を初めて走ることにした。本来なら春から走りたかったのだが、コロナ禍の中で気兼ねしているうちにこんな季節になってしまった。サイクリングロードを走るのは、去年多摩サイを走って以来ほぼ1年ぶりとなってしまう。

 

初めての入間川自転車道は、のどかなカントリーロードといった印象で楽しく気楽に走れた。見晴らしの良い河川敷をひたすらまっすぐ走るのかなと想像していたのだが、意外と起伏に富んでいるし、景色も一様ではないので飽きずに走れる。多摩サイのように広くはないからスピードは出せないけれど、ロード乗りはほとんど見かけず、対向車をあまり気にせず走れる。
ちょうど彼岸花が見頃なのもタイミングがよかった。バッグにはRICOH GRとSONY RX100を詰め込んできたけれど、川沿いに並んで咲く彼岸花を見ていると、ミラーレス+単焦点を持ってくれば良かったと少し後悔した。

 

 

そういえば、先月の20日にツール・ド・フランスが幕を閉じた。例年であれば、ツールが終わると一抹のさみしさがこみ上げ、7月なのにもう「夏は終わった」と感じたものだが、パンデミックのせいで開催が9月に延びた今年は、閉幕したら本当に秋になろうとしていた。それにしても最後の最後での逆転劇はすごかったなあ。およそ20年にわたるツール間戦歴のなかでも、こんな劇的な逆転優勝を目の当たりにしたのはちょっと記憶にない。

 

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